ユニフォームを新しくするとき、「デザイン」や「コスト」だけを基準に選んでいないでしょうか。
近年、企業活動のあらゆる場面でSDGsへの対応が求められるようになり、毎日着用するユニフォームにも「どのように作られ、どのように廃棄されるのか」という視点が必要になっています。
しかし、「ユニフォームとSDGsがどう結びつくのか、具体的なイメージがわかない」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、SHUTTLE WORKSが取り組むサステナブルなユニフォームづくりの実践と、それが企業にもたらす価値について、詳しくご紹介します。
環境への配慮と、ブランディング・採用強化といった経営課題の解決を、ユニフォームを通じて同時に実現したいとお考えの企業様に、ぜひお読みいただきたい内容です。
なぜ今、ユニフォームにサステナビリティが求められるのか

ユニフォームとSDGsは、一見すると遠い話のように感じられるかもしれません。
しかし実際には、ユニフォームは企業のサステナビリティへの姿勢を示す、非常に身近で具体的な接点のひとつです。
なぜ今、ユニフォームにサステナビリティが求められるのか、その背景からお伝えします。
企業活動に広がる「SDGs対応」の波
「持続可能な開発目標(SDGs)」の採択以降、環境問題や労働環境、経済のあり方に対して、世界中の企業がその責任を問われるようになりました。
かつては「効率」や「コスト」が最優先されていたビジネスの現場においても、現在は「その製品がどのように作られ、どのように廃棄されるのか」というストーリーが重要視されています。
取引先や消費者、求職者など、企業を取り巻くあらゆるステークホルダーが、企業の姿勢に対して敏感になっています。
SDGsへの取り組みは、もはや「やっていれば評価される」ものではなく、「やっていなければ問われる」時代へと変わりつつあります。
企業の日常的な活動のひとつひとつがSDGsと結びついているという意識が、経営においてますます重要になっており、ユニフォームもその例外ではありません。
ユニフォーム業界が抱えてきた「大量廃棄」の課題
ユニフォーム業界には、長年にわたって解決されてこなかった「大量廃棄」の課題があります。
企業のブランドイメージ刷新やリニューアルに伴い、数千・数万着という旧制服が一斉に不要となり、その多くが産業廃棄物として焼却処分されてきました。
また、アパレル業界全体でも、生地の製造過程で生じる「余剰在庫(デッドストック)」の問題があります。
生地は「反物(たんもの)」と呼ばれるロール状の単位で生産されますが、製品化の過程で使い切られることは稀です。
数メートル、時には数十メートルという単位で使い道のない生地が倉庫に残り、最終的には破棄されてしまうケースが後を絶ちません。
これらは品質には全く問題がない、まさに「新品の資源」です。
ユニフォームのあり方を見直すことは、こうした業界全体の課題に向き合うことでもあると、私たちSHUTTLE WORKSは考えています。
ユニフォームは企業の姿勢を映す「顔」である
毎日着用するワークウェアや事務服、店舗の制服は、企業のアイデンティティを体現する象徴です。
そのユニフォームが環境に配慮されたものであるかどうかは、企業の姿勢を対外的に示すだけでなく、働く従業員の意識をも変える力を持っています。
お客様の目に触れるスタッフの装いが、環境配慮型の素材で作られていること、あるいは廃棄予定だった生地を活用して作られていること——こうした「ストーリー」は、企業の誠実さや社会への責任感を伝える、強力なコミュニケーションツールになります。
ユニフォームを通じてSDGsを「自分ごと」として捉えるきっかけが生まれることで、社員一人ひとりの意識も変わり、結果として企業価値の向上につながるのです。
SHUTTLE WORKSは、ユニフォームを単なる「衣服」としてではなく、企業のブランディングに寄与する重要なソリューションツールとして捉えています。
SHUTTLE WORKSが取り組む3つのサステナブルな実践

では、具体的にどのような取り組みが可能なのでしょうか。
SHUTTLE WORKSがご提案するサステナブルなユニフォームづくりには、大きく3つの柱があります。
素材の選定から、生地の活用、そして使用後の再生まで、ユニフォームのライフサイクル全体にわたるアプローチです。
環境配慮型素材の選定——リサイクルポリエステルと木材由来繊維
ユニフォームの持続可能性を考える上で、最も基礎となるのが「生地(素材)」の選択です。
SHUTTLE WORKSでは、アパレル製造のノウハウを活かし、多様な環境配慮型素材をご提案できる体制を整えています。
企業の理念や事業内容に合わせて、最適な「素材の背景」をご提案できることが、私たちの強みです。
リサイクルポリエステル(ペットボトル由来)
回収されたペットボトルを原料とするリサイクルポリエステルは、現在最も普及しているエコ素材のひとつです。
石油資源の使用量を抑え、製造時のCO2排出量を削減しながらも、従来のポリエステルと同等の耐久性や吸汗速乾性を維持できます。
ハードな現場で求められる機能性を損なうことなく、環境負荷を低減できる素材として、多くの企業様にご採用いただいています。
間伐材を活用した木材由来の繊維
森林の健全な育成のために伐採された木材を再利用し、衣服へと生まれ変わらせるこの技術は、日本の山林保全に直結する活動です。
「森を育てるユニフォーム」というコンセプトは、CSR(企業の社会的責任)を重視する企業様にとって、非常に親和性の高いストーリーとなります。
企業の理念や伝えたいメッセージに合わせて素材を選ぶことが、サステナブルなユニフォームづくりの第一歩です。
SHUTTLE WORKSでは、素材選びの段階から、企業様の想いに寄り添ったご提案をいたします。
デッドストック生地の活用——倉庫に眠る資源を価値へ変える
「新しい素材を作る」だけがサステナビリティではありません。
すでに存在している資源を有効活用することも、重要なアプローチのひとつです。
SHUTTLE WORKSでは、余ってしまった高品質なデッドストック生地を活用し、オリジナルのユニフォームや販促用のトートバッグ、ノベルティなどを作成する仕組みを構築しています。
新たなエネルギーを消費して素材を作る必要がないため、環境負荷の低いアプローチといえます。
また、デッドストックならではの希少性の高い生地を使用することで、他社にはないユニークなプロダクトを製作できるメリットもあります。
「余剰資源を価値あるものへ変える」というストーリーは、ステークホルダーへの強力なメッセージになります。
「環境配慮をしながら、コストも抑えたい」という企業様にとっても、検討しやすい選択肢です。
アップサイクルの提供——着終えたユニフォームに新たな命を
ユニフォームのライフサイクルの終着点において、SHUTTLE WORKSが特に力を入れているのが「アップサイクル」の仕組みです。
リニューアルによって不要になった旧制服をただ捨てるのではなく、回収し、再び価値ある製品へと生まれ変わらせます。
ユニフォームのライフサイクル全体に責任を持つという姿勢が、これからの時代に企業に求められる考え方ではないでしょうか。
このアップサイクルの仕組みについては、次の章でより詳しくご説明します。
アップサイクルの仕組みを詳しく知る——回収から再生へのプロセス

アップサイクルという言葉は聞いたことがあっても、実際にどのようなプロセスで行われるのか、イメージしにくい方も多いのではないでしょうか。
ここでは、SHUTTLE WORKSが取り組むアップサイクルの具体的な内容をご紹介します。
業界パイオニア「エコログ・リサイクリング・ジャパン」とのパートナーシップ
SHUTTLE WORKSのアップサイクルの取り組みは、30年以上前からアップサイクルサービスを手掛けてきた業界のパイオニア、「エコログ・リサイクリング・ジャパン」とのパートナーシップによって実現しています。
長年の実績と技術を持つ専門企業との連携により、回収から再生までの一連のプロセスを、確かな品質と信頼性をもって提供できる体制を整えています。
ユニフォームのリニューアルをご検討の企業様にとって、廃棄という選択肢に代わる、具体的な出口を提供できることが、SHUTTLE WORKSならではの強みです。
回収から再生へ——繊維・樹脂レベルまで戻す再生プロセス
回収されたユニフォームは、一度繊維の状態や原料の状態(ポリエステル樹脂など)まで戻されます。
その後、用途に応じて2つの方向で加工が行われます。
ひとつは、再び糸を紡いで布製品に加工するルートです。
もうひとつは、樹脂を成形して金型を用いた製品に加工するルートです。
素材を徹底的に分解・再生するこのプロセスは、単なる「再利用」を超えた、本格的な循環型経済(サーキュラーエコノミー)の体現といえます。
生まれ変わるアイテムの多様性——布製品から雑貨・備品まで
アップサイクルによって生成できるアイテムは、多岐にわたります。
布製品としては、新しいユニフォームの一部、軍手(手袋)、靴下、エプロンなどが挙げられます。
雑貨・備品としては、コースター、カップ、トレイ、さらにはオフィスの什器なども生成が可能です。
例えば、「以前の制服が、営業活動で使うノベルティのコースターに生まれ変わる」「古い作業着が、新しい作業現場で使う手袋になる」といったサイクルを構築することができます。
こうしたアイテムは、社内外へのサステナビリティ発信の具体的な証拠にもなります。
取引先への挨拶品や、社員向けのインナーブランディングの一環として活用することで、SDGsへの取り組みをより身近に伝えることができます。
リニューアルをご検討の際は、廃棄の前にぜひSHUTTLE WORKSにご相談ください。
サステナブルなユニフォームが企業にもたらす価値と導入プラン

サステナブルなユニフォームを導入することは、環境への貢献にとどまりません。
SHUTTLE WORKSでは、ユニフォームを通じて3つのブランディング価値を高められると考えています。
それぞれの価値と、具体的な導入プランについてご紹介します。
カルチャーブランディング——社員の帰属意識と一体感を育てる
カルチャーブランディングとは、ユニフォームを通じて組織文化を醸成する取り組みです。
オリジナルユニフォームとその製作プロセスを通じて、社員の帰属意識を高め、主体性を引き出し、一体感を醸成することで、組織力を強化する内面的価値を発揮します。
環境に配慮した素材で作られたユニフォームを着ることで、社員一人ひとりがSDGsを「自分ごと」として捉えるきっかけが生まれます。
インナーブランディングを高めるためには、社員の方々が誇りを持って着用できるコンセプト設計と、製作プロセスの共有が重要です。
SHUTTLE WORKSでは、社員全体へのアンケート実施や、プロジェクトメンバーを集めたワークショップの開催など、社員巻き込み型でプロジェクトを推進する手法も提供しています。
スタッフの納得感が生まれるプロセスを経ることで、意識の醸成を促すユニフォーム製作が可能となります。
エクスペリエンスブランディング——顧客に伝わる「企業の姿勢」
エクスペリエンスブランディングとは、デザインや素材の力で体験価値を創出し、顧客にプロフェッショナルで親しみやすい印象を与える取り組みです。
環境配慮型のユニフォームは、顧客との接点においても力を発揮します。
スタッフの装いに込められた「ストーリー」は、企業の姿勢そのものを語るコミュニケーションツールになります。
企業や施設の世界観を磨き上げ、SNS発信にもつながり、PR効果を高めるという観点からも、サステナブルなユニフォームは有効です。
リクルートブランディング——共感をベースにした採用力の強化
リクルートブランディングとは、ユニフォームで企業文化を可視化し、求職者の共感を得て採用力を高める取り組みです。
ユニフォームを通じて企業文化や価値観を体現し、若手層を中心に、共感による採用力の向上を図ります。
企業カルチャーを体現したデザインは、候補者に「チャレンジできるフィールドがある」「この制服を着て働きたい」という憧れを創出します。
共感をベースにした応募が増えることで、ミスマッチの少ない採用の実現につながります。
採用につなげるユニフォームを製作するには、見る人が憧れるデザイン、企業の色(カルチャー)が反映され、社員が生き生きと働く姿になる装いを目指すことが大切です。
これまでの固定概念にとらわれないファッションを軸足としたユニフォームにすることで、今の時代に即した企業風土を発信することにつながります。
3つのプランから選ぶSDGs対応のユニフォームづくり
SHUTTLE WORKSでは、企業様のご予算や目的、導入規模に合わせて、3つのサービスプランをご用意しています。
サステナブルなユニフォームへの取り組みも、それぞれのプランの中でご相談が可能です。
TAILOR MADE(テイラーメイド)——理念と環境配慮をゼロから形にする完全オーダーメイド
企業の世界観や理念をヒアリングし、素材・シルエット・ディテールまで一から設計する完全オーダーメイドプランです。
製作ロットは50着〜、リードタイムは6ヶ月〜1年が目安です。
開発コストは1型15万円〜+デザイン費用で、製品価格の目安はジャケット50着:25,000円〜、100着:20,000円〜、300着:12,000円〜、シャツ50着:13,000円〜、100着:8,500円〜、300着:6,000円〜です。
サステナビリティへの取り組みを最もフルに組み込めるプランです。
MODIFORM(モディフォーム)——ベースデザインを活かしたサステナブルなカスタマイズ
SHUTTLE WORKSのオリジナルデザインをベースに、カラー・素材・仕様を柔軟に調整できるセミオーダープランです。
製作ロットは50着〜、リードタイムは6ヶ月〜1年が目安です。
開発コストは1型5万円〜で、製品価格の目安はTAILOR MADEと同様です。
固定費用を抑えながら、簡易的にオリジナルユニフォームを製作できるのがMODIFORMの強みです。
PICK FOR(ピックフォー)——カタログから始める、手軽な環境配慮型の第一歩
豊富なカタログから最適なアイテムをセレクトし、用途・業種・シーンに合わせて既製品をコーディネートするプランです。
開発コストは無しで、製作ロットは30着〜、リードタイムは1ヶ月以内が目安です。
製品価格の目安はジャケット50着:15,000円〜、シャツ50着:5,000円〜で、在庫があれば即日納品も可能です。
「まずは環境配慮型のユニフォームを試してみたい」という企業様にとって、最もハードルの低い入口となるプランです。
ユニフォームから始めるサステナブルな未来

今回は、SHUTTLE WORKSが取り組むサステナブルなユニフォームづくりについてご紹介しました。
- 環境配慮型素材の選定:リサイクルポリエステル(ペットボトル由来)や間伐材を活用した木材由来繊維など、企業の理念や伝えたいメッセージに合わせた素材をご提案します。
- デッドストック生地の活用:倉庫に眠る高品質な余剰生地を活用し、ユニフォームやトートバッグ、ノベルティなどを製作します。新たな資源を消費せずに価値あるプロダクトを生み出す取り組みです。
- アップサイクルの仕組み:エコログ・リサイクリング・ジャパンとのパートナーシップにより、不要になった旧制服を回収・再生し、軍手やコースター、オフィス什器など多様なアイテムとして生まれ変わらせます。
「安価に作り、古くなったら捨てる」という時代は終わりました。
これからのユニフォームには、地球に優しい素材を選ぶこと、今ある資源を無駄にしないこと、使い終わった後のことまで責任を持つこと——この3つの視点が求められています。
SHUTTLE WORKSは、これらすべてのプロセスにおいて、お客様のパートナーとして伴走します。
SDGsへの取り組みを、まずは毎日袖を通すユニフォームから始めてみませんか。
ユニフォームのご相談は、SHUTTLE WORKSにお気軽にお問い合わせください。

